2021年7月6日火曜日

石巻スタディツアー

 こんにちは!文学部2年の小泉です!

今回は7月3日に行った石巻スタディツアーについて紹介していきたいと思います。

当日は運営側のHARUメンバー4人に加え6人の方に参加していただきました!

当日の行程としては石巻に到着後、漫画ロードなどの中央区の町並みを散策しつつ元気市場に向かいました。とてもきれいに整備されていて、震災の爪痕をほとんど感じないほどでした。また、町の至る所に石ノ森章太郎の生み出したキャラクターの像が立っていて、彼らが町の人々に愛されているのが伝わってきました。

その後元気市場という場所で昼食を取りました。石巻市は漁業が盛んだということもあり、皆さん思い思いの海由来の料理を堪能していました。昼食を取った元気市場は一階が物産店になっており、名産の鯖を多く見かけました。土曜日ということもあってたくさんの人がいらっしゃっており、非常に活気を感じました。

その後は門脇地区に移動して門脇MEETという施設で大川小学校からのオンライン語り部を聞きました。当時大川小学校で何があったか、そこからの教訓として私たちは何をしていくべきか考える貴重な機会でした。自由散策の時間では門脇MEETの、震災資料や震災時に人々が非難した日和山に行ったりして当時の状況への理解を深めました。

プログラムの締めとして門脇MEETスタッフの方の案内の下、独自開発したアプリを使って震災後の門脇地区の防災町歩きを行いました。門脇小学校、平和記念公園、保育所、頑張ろう看板など一つひとつ丁寧に、どうやって人々が非難したか、そこから何を後世に伝えていくべきかを説明していただき、私たちもこれらのことをもっと広めていく手伝いをしたいと強く思いました。



このスタディツアーを通して、石巻の人々がどのように災害に対応したか、10年の月日の中でどのように復興してきたか、そこにはどのような人々の支えがあったのか、これから何を教訓として残していくかということを多少なりとも知ることができました。この日本で生きる以上、地震や津波は決して人ごとではありません。これらが起こったときに命を大切にしつついかにベストに近い行動をとれるか、日頃から考える必要があるとわかった貴重な機会でした。



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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。