こんにちは。HARU 1年生の橋本です。
この度は石巻市におもむき、門脇西復興公営住宅の集会所と「絆の駅 石巻ニューゼ」という施設を訪れました。
復興公営住宅では、足湯マッサージと絵葉書づくりを行いました。
足湯は、写真にあるような洗面器に生姜を入れたお湯を張り、そこに足を片方ずつ浸けてもらいます。足湯のさなかには、メンバーが手や腕のマッサージをしてさしあげました。住民の方には片時でもくつろいでいただけたと思いますし、こちらも料理や地域のお話をうかがうことができ、和やかな時を過ごせました。
絵葉書づくりは、「春」をテーマとして設け、葉書の裏面に色鉛筆画や切り絵をほどこしました。色彩豊かな桜の切り絵、傍らに「花より団子」と共感にたえない文言が添えられたお団子の絵など、作品はさまざまです。三寒四温の折、いっそう春が待ち遠しくなります。
「絆の駅 ニューゼ」では、震災当時の石巻市の写真や、震災後数日のあいだ日毎に避難所に張られた壁新聞を拝見しました。壁新聞は石巻日日新聞さんが手書きなさっていたものです。この日は当時記者だった方からお話をうかがい、実地の道路状況や行政の対応などといった街の様子をはじめ、人々がどのような情報を求めていたかということや報道機関の行動についても教えていただきました。右も左もわからなかった当時のことを知り心苦しかった半面、日日新聞社さんが懸命に書かれた手書きの文字には、温かみも感じました。
門脇の住民の方々との交流を継続しながら、今後もさらに石巻を深掘りしてゆきたいと思います。
~本活動の一句~
色紙を 貼ってのろまな 春に宛て