2017年10月12日木曜日

10月8日 山元町「はじまるしぇ」!

こんにちは^ - ^

10/8は山元町の「はじまるしぇ」に参加してきました!

「はじまるしぇ」は山下区商店街通りを歩行者天国にして行われるもので、今年で3回目を迎えます。

中央ステージではダンスや和太鼓の披露、ハロウィン仮装コンテストが行われており、多くの屋台も並びました!
個人的に「たけだや魚店」さんのイカの唐揚げが絶品でした😋




上は歩行者天国の様子です。たくさんの人で賑わっていますね!

歩行者天国の一角には、「道路らくがきコーナー」も設置されていました(o^^o)
道路にらくがきできる機会はなかなかないですよ~!



HARUは主に綿あめブースのお手伝いをさせていただきました!



今回はボランティアとしてお手伝いするだけでなく、参加者として「はじまるしぇ」を楽しめました!

来年もぜひお手伝いをさせていただきたいと思います^ - ^

2017年10月7日土曜日

9月24日 やまもとスポーツ祭り

こんにちは、HARUの関です。
9月24日(日)に行われたやまもとスポーツ祭りの様子をご報告します。
HARUにとってこの夏最大といえる企画でしたので、詳しく書いていってみたいと思います。

 
*この企画について*
「やまもとスポーツ祭り」の企画は、6月に行われた東北大学に属するボランティア団体合同の合宿がきっかけで生まれました。
これは団体間の壁を壊し、交流の輪を広げて連携していくことを目的としており、ワークショップのテーマのひとつに複数の団体が参加するコラボ企画を考えるというものがありました。
その際にHARUが中心となって提案した「山元町で運動会を開催する」という企画が採択されたため、実現を目指すことになったのです。
企画チームには、HARUのほかに東北大学のボランティア団体であるたなぼたやAsOneに所属する方が加わってくださいました。
また、山元町教育委員会生涯学習課の皆様に、運営や広報に関して多大なお力添えをいただきました。
山元町で近年行われていないという地域の運動会を実施し、小さいお子さんから大人の方までたくさんの町民の方がスポーツを通して交流できる場を作りたい。
学生自ら企画立案し、町民の方とつながりを深め、山元町という地域を盛り上げる一役を担いたい。
そしてボランティアに関わっている・興味のある学生に数多く参加してもらい、きっかけ作り(山元町を(に)知る・来る、合同でボランティアをする、など)につなげたい。
このような思いで、私たちにとって初挑戦といえるスポーツイベントの企画に試行錯誤しながら取り組みました。

 
*当日*
迎えたやまもとスポーツ祭り当日は、見事な快晴でした。
当日ボランティアとして参加してくださった11名の方と一緒に、会場としてお借りした山下第二小学校に向かいました。
小学校に到着すると、白線引き、テント設営、音響調整、段取りの確認などをして、準備を整えていきます。
お昼を過ぎて受付の時刻になると、28名もの町民の方が競技の参加者として集まってくださいました
スポーツ祭りの全体ルールは、町民の方と学生が混ざった赤チーム・白チーム対抗で5つの競技を行い、ポイントを競うというものです。
参加者の年代や性別を考慮し、なるべく偏りが出ないようにチーム分けをしました。
そしていよいよやまもとスポーツ祭りが始まります。
開会のあいさつと準備体操を終えると、さっそく1つ目の競技である玉入れにうつります。
通常の玉入れは、円の中心に置かれた籠に向かって玉を投げ入れるというものですが、今回は少し変わったルールで行いました。
それは、それぞれ籠を持った学生2名が円の中をぐるぐると歩き回り、参加者はその「動く籠」目がけて玉を投げるというものです。
おそらく誰もが初めての方法で行う玉入れに最初は戸惑いつつも、新鮮さを楽しんでいる様子が見られました。

 

 

 

 
2つ目の競技は、障害物競争です。
参加者は、トラックを一周する間に3つの障害物をクリアしなければなりません。
まず、山元町の名産物いちごに見立てた「風船リレー」です。
円錐型に丸めた赤色の画用紙の上に緑色の風船を乗せ、落ちないように慎重に走って指定の位置まで運びます。
次に、「お菓子食い」です。パン食い競争のパンがお菓子になったもので、紐から吊り下げられたお菓子を、手などを使わず口に含んでゲットします。
最後は「借り人競争」で、お題を一つ引き、そこに書かれた人物の特徴にあてはまるものを観客の皆さんの中から探して一緒にゴールします。
この競技では、校庭の端から応援していた皆さんも積極的に参加してくださったので、会場全体を巻き込んで盛り上がりました。

 

 
3つ目の競技は長縄で、チームごとに縄を回す役の学生を決め、全員で一斉に飛べた回数を競います。
最初の時は両チームとも2.3回で止まってしまったのですが、チーム全員で息を合わせお互いにサポートすると、20回以上も飛べるようになっていました。

 

 

 

 
4つ目は綱引きも長縄同様、チーム一丸となって行う競技です。参加者の皆さん自身が自分のチームの掛け声を考え、それに合わせて精一杯綱を引っ張ります。
チームの力をひとつに合わせるので,団結力がとても高まりました。

 

 

 
5つ目、最後の競技は運動会の花形であるリレーです。
チーム内で年代や性別に偏りのないグループを2つ作り、計4チームで速さを競います。
子どもから学生へ、学生から大人へ、大人から子どもへ・・・とバトンが次々に渡り、力を振り絞って走る姿にひときわ大きな声援が送られました。

 

 

 

 
すべての競技が終了し、残るは閉会式のみとなりました。
参加者の子どもたちへのインタビュー、結果発表、全員での写真撮影、参加賞(お菓子)の配布などが行われ、最後まで笑顔あふれる時間となりました。

 
         

 

 
町民の皆さんとお別れしたあとは、お借りした小学校のグラウンドや物品の整備・片付けをし、帰路につきました。
こうしてやまもとスポーツ祭りは無事に終了しました。
当日参加してくださった町民の方はもちろん、たくさんの方にご協力いただいてこの企画を実施することができました。
山元町教育委員会生涯学習課の皆様、会場を貸してくださった山下第二小学校の皆様、広報活動に協力してくださった皆様、当日お手伝いに駆けつけてくださった皆様、当日ボランティアの学生の皆さん、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました。

今月末にも、山元町での活動があります!
10月28日(土)に行われる、今年で3回目となったハロウィンイベントです。
HARUも企画に関わっているので、今回のスポーツ祭りに参加してくださった子どもたちや学生の皆さんとまたお会いできたらうれしいです。
このハロウィンイベントでは、復興公営住宅に住む子どもたちと一緒に、仮装の衣装を作ったりお菓子をもらいにお宅訪問したりする予定です。
当日ボランティアとして参加してみたい、という方がいらっしゃればぜひお気軽にお声がけください。
一緒に山元町に行って子どもたちと触れ合うボランティア活動をしてみませんか?
連絡先はこちら
質問のみでも大歓迎です!少しでも興味のある方はぜひ、お待ちしております。

9月14日 長崎大・東北大の学生で合同支援活動&交流会☆

皆さんこんにちは、HARUの関です。
今回は、非常に遅くなってしまったのですが9月14日(木)に行われた長崎大の学生の皆さんとの合同支援活動と交流会についてご報告します。

長崎大の長崎Sip-Sさんとは、毎年9月ごろに東北派遣の一貫として一緒に活動させていただいております。
今年も、長崎から27名の方がいらしてくださいました。
午前中は、長崎大の学生の皆さんと、HARU4名で合同支援活動を行いました。
石巻駅前に集合したのち、2グループに分かれて大橋仮設団地と門脇西復興公営住宅にそれぞれ訪問し、傾聴ボランティアとしてお茶会を実施しました。
集会所に住民の方もぞくぞくと集まってくださり、お茶菓子や長崎のカステラを囲んでお茶会開始。
 
大橋仮設団地では、カラオケの機械を設置し、住民の方や学生の素敵な歌声が会場を盛り上げました。
 

 

 
一方で門脇西復興公営住宅は昨年12月に完成した建物なので、長崎大の皆さんと一緒に訪問するのは初めてにもかかわらず、たくさんの住民の方が参加してくださいました。
 
 
昼食は「いしのま☆キッチン」でいただきました。
石巻の名物“石巻やきそば”や一人1つの大きなホタテを鉄板の上で焼いて調理するというとても貴重な楽しい体験をさせていただきました。
 
 




その後、バスに乗車し石巻から仙台へ。

東北大学SCRUMから参加してくださった2名の方を加えて、交流会を行いました。
ワークショップを通じて、長崎と東北の学生が一緒に震災と復興支援について意見を交換しました。
午前中の傾聴ボランティアから得た気づきや感想を出し合い、それを受けて支援の在り方について考える中では、『心の復興』や『風化』といったキーワードが数多く見られました。
お互いの活動について質問し合うコーナーもあり、とても勉強になりました。

 
 





 
毎年このような貴重な機会を与えてくださる長崎Sip-Sの皆さん、本当にありがとうございます。
今後もこの素敵なつながりが続いていくと良いなと思った1日でした。

2017年10月6日金曜日

10月5日 日仏防災イベント週間


こんにちは!
HARUの西塚です。


先日行われた「日仏防災イベント週間(French-Japanese Week on Disaster Risk Reduction)」@東北大学災害科学国際研究所にて、スタッフ2名がHARUの活動報告をしてきました!

同セッションでは東北大学と福島大学のDRRの取り組みや野家啓一先生の宗教的(人文科学的)な視点から見たトランスサイエンスの方向性、NPO法人アスヘノキボウさんによる女川での復興状況、学生による支援活動など、多様なアプローチから震災を捉えることがねらいとなりました。

今回は英語での発表になりましたが、皆さん興味をもって聞いてくださり、
深い質問をいただいたり海外大学との交流のお誘いを受けたりするなど、
多くの刺激をいただくことができました。

ありがとうございました!


東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。