2017年12月16日土曜日

12月9日 震災子ども支援室”S‐チル”主催シンポジウムへの参加

みなさんこんにちは!HARUの関です。


12月9日(土)に、東北大学大学院教育学研究科震災子ども支援室”S‐チル”の主催するシンポジウムが行われました!


第9回目となる今回のシンポジウムのタイトルは「東日本大震災後の子ども支援~高校生・大学生が見つめる被災地の現在(いま)~」で、防災活動や震災ボランティアに取り組む若者が集まり、自分たちの活動やそこから得られた学びを発表する場となりました。


私たちHARUも、東北大学学生ボランティア団体として、プレゼンテーションを含めて参加させていただきました。


午前中は、岩手・宮城・福島在住の高校生によるポスター発表が行われました。
高校生だからこそできる、教育と地域に根差した支援・防災活動や、若い世代を巻き込む力を生かした取り組みについての素晴らしい報告の数々で、とても勉強になりました。


午後は、大学生によるプレゼンテーションが行われ、HARUは比較的活動期間の長い団体として、トップバッターで発表しました。


HARUの発表タイトルは「子ども支援の変遷~震災直後から現在までのHARUの取り組み~」です。
2011年3月に立ち上がって以来、6年半に渡り活動を継続してきたHARUが行ってきた子ども支援について、時系列でご報告しました。


今回の発表をまとめるにあたり、初めて子ども支援に焦点を当ててHARUの活動を振り返ってみることで、多くの新たな気付きが得られました。
私たちが出会った被災地の子どもたちについてどう伝えるか考えたり、過去の活動について改めてその意義を確認したりする中で、今後HARUが行うべき、子どもに関わる支援の方向性が定まっていくのを感じました。


また、他の団体の発表を聴き、それぞれのボランティア活動の中で出会った子どもたちの様子や活動の工夫・成果などを知りました。参考にさせていただきたい部分も多く、子ども支援について多様な視点を得ることで視野がとても広がりました。






こちらが、今回のシンポジウムのために、震災子ども支援室”S‐チル”にご協力いただき作成したポスターです。
布製のポスターなので、汚れやしわを気にすることなく、今後の活動に積極的に持参し活用していきたいと思っています。


このような発表の場を、そして高校生や他団体の活動を知れる貴重な機会をくださった震災子ども支援室”S‐チル”の皆様、企画に携われた関係者の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました!

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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。