「石巻ワンダー横丁」プロジェクトは、東京の「アイランドジャパン」に所属する遠藤一郎さんをはじめとするアーティスト集団が中心となって活動しているものです。HARUのメンバーも、先日こちらの活動に参加してきました。
石巻の立町商店街は津波で大きな被害があり、震災直後は泥だらけ
で、人通りもなく、街全体が「グレー」でした。その中で、
ある花屋さんが店を開いていました。4月上旬から商店街に泊まり
込みでボランティアをしていたアイランドジャパンの「
さっこちゃん」(アーティスト)は、その店に掛けてあった「
一枚の絵」を見たとき、心が揺さぶられたそうです。
それがきっかけとなり、商店街のシャッターに絵を描く活動を始め
ました。商店街の人に元気になってもらい、お店を再開して、石巻
に活気を取り戻したいという思いがあります。
これまで3店舗のシャッターや看板を描きました。東京や大分など
日本全国からアーティストが集まり、また通行人や地元の人を巻き
込んでシャッターに絵を描いています。
絵を描くボランティアも随時募集しているようです。特別な技術は
必要ありません。一緒に絵を描きましょう!
また、現在石巻ワンダー横丁では、シャッターを描いた近くで高校生の作品展を開いております。石巻西高校、石巻好文館高校の美術クラスの生徒が、仮設住宅のために廃材で作った表札が展示されています。被害が重篤な地域の生徒が多く、想いを込めて制作されています。
会場となる商店街も津波で大きな被害があり、多くの商店が営業を再開していませんが、店主様のご好意で無償で提供して頂いたそうです。
「みんなの表札展」
日時:6月18日〜6月26日11:00〜18:00
場所:ボーイズギャラリー 石巻市立町2-6-25
展示が終わったあとは、仮設住宅へ表札を贈ります。
会期中は来場者も表札を作ることができます。材料は用意してあります。
多くの方のご来場をお待ちしております!
連絡先:
石巻ワンダー横丁・梶原千恵
chi5kj@yahoo.co.jp
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