2011年6月20日月曜日

石巻ワンダー横丁のご紹介 〜シャッター絵描き、みんなの表札展〜

「石巻ワンダー横丁」プロジェクトは、東京の「アイランドジャパン」に所属する遠藤一郎さんをはじめとするアーティスト集団が中心となって活動しているものです。HARUのメンバーも、先日こちらの活動に参加してきました。

石巻の立町商店街は津波で大きな被害があり、震災直後は泥だらけで、人通りもなく、街全体が「グレー」でした。その中で、ある花屋さんが店を開いていました。4月上旬から商店街に泊まり込みでボランティアをしていたアイランドジャパンの「さっこちゃん」(アーティスト)は、その店に掛けてあった「一枚の絵」を見たとき、心が揺さぶられたそうです。それがきっかけとなり、商店街のシャッターに絵を描く活動を始めました。商店街の人に元気になってもらい、お店を再開して、石巻に活気を取り戻したいという思いがあります。


これまで3店舗のシャッターや看板を描きました。東京や大分など日本全国からアーティストが集まり、また通行人や地元の人を巻き込んでシャッターに絵を描いています。
絵を描くボランティアも随時募集しているようです。特別な技術は必要ありません。一緒に絵を描きましょう!

また、現在石巻ワンダー横丁では、シャッターを描いた近くで高校生の作品展を開いております。石巻西高校、石巻好文館高校の美術クラスの生徒が、仮設住宅のために廃材で作った表札が展示されています。被害が重篤な地域の生徒が多く、想いを込めて制作されています。




会場となる商店街も津波で大きな被害があり、多くの商店が営業を再開していませんが、店主様のご好意で無償で提供して頂いたそうです。

「みんなの表札展」
日時:6月18日〜6月26日11:00〜18:00
場所:ボーイズギャラリー 石巻市立町2-6-25

展示が終わったあとは、仮設住宅へ表札を贈ります。
会期中は来場者も表札を作ることができます。材料は用意してあります。
多くの方のご来場をお待ちしております!
連絡先:
石巻ワンダー横丁・梶原千恵
chi5kj@yahoo.co.jp

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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。