2015年3月1日日曜日

2月27日 仮設住宅清掃ボランティア下見

みなさん、こんにちは!
HARUの西塚です。

今回は、ボランティア団体@plusとコラボ企画している
「山元町仮設住宅清掃ボランティア」に向けた活動の一環として、

先日おこなった下見の報告をしたいと思います。

また、この活動を多くの方に知ってもらうため、
当日の活動内容を踏まえた具体的な説明をしていきます。


山元町にはいくつか仮設住宅がありますが、
今回お掃除する仮設住宅は「西石山原仮設住宅」になります。

私たちスタッフが集会所に到着したときには
既に住民の方々が集まってお話をしていました。

みなさんに今回の活動の概要を説明したり質問に答えたり、
また談笑をするなどしてしばらく過ごしました。

ふだんは掃除をしているとみなさんおっしゃっていましたが、
あたりを見回すと、集会所の換気扇は…
 

んー、だいぶ汚れてますね…。。

これまでこの仮設住宅には一度も清掃ボランティアがなされてこなかった
ということもあり、多くの方が清掃を希望すると思われます。

私たちがチラシをポスティングしているときにも…
 
 
ハウスクリーニングの業者が訪れていました。

網戸やサッシ、エアコンのフィルターを掃除してもらうだけでも
決して安くありません。

確かに、クリーニング業者ほど専門的に掃除できるわけではありませんが、
今回の私たちの活動意義の1つとして「住民の方と交流する」ことが挙げられます。

普段は集会所には訪れず、家で過ごす方もいるハズ…。
「掃除」は最も大きな要望の1つですが、
誰かとお話をしたいと思う方々にとって
「掃除」は家に招き入れる格好の材料(理由)になります。

今回の活動では、単に掃除をする(目的を果たす)だけではなく、
住民の方との交流をするための手段として「掃除」をとらえることが
大切になるのだと思います。


話は戻りまして、、
鶴の折り方を教えてほしいとの声が上がったため、

折り紙講座がいつの間にか開講していました(´▽`)

(熱心に、丁寧に折り方を教えるスタッフ)
 

見本を見ただけで折れるなんて…

ボランティア活動を通していつも感じますが、
活動の中に武器(誇れること)をもっている人がいることは
とても心強いです(*^^*)


突然の訪問にも関わらず、
お昼ごろには白菜のみそ汁を作ってくださいました。

とても美味しかったです!
ごちそうさまでした(*´ω`)


最後にチラシをポスティングして、山元町役場に戻りました。
天候不順のせいか、住宅内はとても閑散としていました。

最近は引っ越しをされる方が多いそうです。
 

帰りのバスまでには時間があったので、役場にある「ふるさと伝承館」を訪れました。
ここには、被災地で収集された写真が保存・返却されています。

写真の持ち主やその家族が落ち着きを取り戻したとき、心の整理がついたときに
いつでも訪れることのできる場所として、そこでは感情的な温かみや深みを感じ取ることができました。


以上が大まかな下見の報告となります。
これを機に、皆さんがこの活動に関心をもっていただけたら嬉しいです!


 
 

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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。